40歳、断捨離に挑む。

40歳の主婦力底辺主婦が、今度こそ人生を変えようとする記録です。

はじめまして

はじめまして、biscocho(びすこっちょ)です。びすこ とお呼び下さい。
はてなブログを始めることにしました。

 

自己紹介します。今年で結婚11年目になる38歳の主婦です。
夫は40代半ばです。子どもはおりません。
仕事は夫の家業の手伝いをしています。
あと、夫婦揃ってオタクです。

 

さて、わたしの家は、汚家(おうち)です。
ゴミ屋敷というほどではないのですが、潔癖~普通の方がいらしたら
クシャミがとまらなくなり、悪臭で頭痛がするような家だと思います。
家事能力が大変に低い女、それが私です。

 

実家の祖母や母は家事スキルが大変に高い人でした。
家の中は常に完璧に磨き上げられ料理の腕前はプロ級。
おやつは手作りのケーキが毎日のように登場。
おしゃれが大好きで、服のメンテもパーフェクト。


父も子どもも母におんぶに抱っこの生活を送り、その生活が普通だと考え疑ってもいませんでした。

大学進学で一人暮らしを始めて、
あれ…なんだか部屋が汚い気がする…
でもどうしたらいいかわからない…となりましたが
まあ4年間なので荷物はたいしたことがなく、就職先へ引っ越しました。

 

独身時代も一人暮らし。2度引っ越しました。
もともと長く住む家じゃないしーとモノを増やさない生活を心がけました。
持ち物は多くなりませんでしたが、整理整頓と洗濯と掃除はできませんでした。

 

さて、結婚。
結婚した相手はなんと一軒家を持っていました!
憧れの新婚生活。
自分で選んだお気に入りの家具を
オシャレに住みやすくレイアウトしてきれいなおうちにするぞ!
母みたいなできる奥様になるぞ!
夢はふくらみました。

 

ところが。当時は彼が一人で住んでいたその家は、
以前は彼の兄弟が家族で暮らしており
わたしがゆうパックの荷物と共に移り住んだ時、
家具や荷物の大部分がそのままになっていたのです。

 

わたしは家賃のかからない一軒家に住まわせてもらえるありがたみもそこそこに
結婚生活のはじめの一歩がつまづいたことにショックを受けました。
この荷物をどかさない限り、憧れの新婚生活はこない。
でも全部捨てていいわけではない。
あとおうち自体もちょっとずつ気に入らないところが多いおうちでした。
これを、ひとつひとつ考えて、片付けて直して、理想の家に?

 

理想の家になる日はこないような気がしました(諦めが早い)

 

その後何度か気分を盛り上げて家を改造しようとしました。
整理術・収納術・そうじ術の本は何冊読んだかわかりません。
2chの掃除板はROM王と言って良いほどROMってました。
でもわたしの家はまったく片付きませんでした。
10年があっという間にすぎました。

そしてこの10年、わたしと夫のそれぞれの状況も余りよいとはいえませんでした。
人を呼べないような家に住み続けているのだから、
風水だのスペースクリアリングだのの考え方をさっ引いても
無理も無いことです。

 

そんな結婚10年目の終わり。こちらの本を読みました。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

 「ミニマリスト」という言葉をはじめて知りました。
こんまり先生もゆるりまい先生も動かせなかった私のもともと重い、10年で更に重くなった腰がずずっと動かされました。
ときめきでもない、すて魔でもない、でもすっきり必要なものにだけ囲まれた暮らし。

こんな暮らしがしてみたいよ…(´;ω;`)

 

もう大漁の服にうなされたり読まない本が積み重なったり、
キッチンを小バエが飛びまわるような生活はいやだ。
もういろいろ諦めつくしている感のある、
優しい夫にもいい思いをさせてあげたい。
40歳になる前になんとかしたい。
強くそう思いました。

 

本当に低レベルのところからスライムを倒すように始めていきます。
「こんなこともできないのか」
という情けない部分もあえて晒していこうとおもいます。
38歳でこんな底辺がいるよ!でも人生変えたいから頑張るよ!
同じ汚部屋の人に勇気を持ってもらえるような記録帳にしたいです。

 

いつか、ミニマリスト宣言ができる日まで。
お付き合いいただけましたら幸いです。